iPhone/iPad版MetaTrader 5のヘルプ

板情報

板情報(DOM)は特定の商品の(マーケットに最も近い)最高価格での売買を示します。DOMウインドウには各注文の数量も表示されます。

板情報(DOM)は取引所注文モードで取引される銘柄のみで利用できます。取引操作は外部取引システム(証券取引所)に送られます。金融商品の市場深度ウィンドウを開くには、コンテクストメニューの[気配値]をタップします。

DOM で表示される売気配と買気配の数は証券会社が設定した銘柄のパラメータによって決められます。

板情報

板情報

トレード

板情報からの取引活動は、MetaTrader 5 iPhone版での取引執行の特質と直接関係しています。取引操作には2種類あります。

成行注文

成行注文とは、金融商品を現在の市場価格で売買することです。成行注文は、[板情報]で下の[買]及び[売]ボタンを使用して出すことができます。

[板情報]から - [板情報]で、数量を指定して必要な銘柄の適切な取引コマンドを実行します。この取引執行要請は、特別な条件を指定することなくただちにサーバに送信されます。

数量は執行前に指定される必要があります。

[買]または[売]をタップすると、取引操作を実行するための適切な要請が、特別な条件を指定せずにただちにサーバに送信されます。

成行注文例

以下はEURUSDCITを50ロット買うという、成行注文の例です。

要請の送信

50ロットの数量を指定し、[買]を押します。

トランザクション実行要請の送信

注文執行の結果として実行された取引の履歴

リクエスト注文

上のスクリーンショットには、実行時に1.20842が3ロットしか利用できなかったことが示されています。[板情報]から成行要請を送信する際にはデフォルトで[FOK注文]実行モードが使用されます。これは、要請が指定された数量で実行されることを意味します。指定された数量が市場で入手できない場合、要請は実行されません。

必要な数量が市場で入手できるが値段が高い場合。要請された数量は、最良の価格で提供されます。注文履歴の履歴は[履歴]画面で表示できます。

上記のスクリーンショットは、注文が3つの取引(1.20842 - 3ロット、1.20843 - 20ロット、1.20844 - 27ロット)で実行されたことを示しています。

  • 市場取引を実行する際には、現在の市場価格で指定された数量の銘柄を売買することに事前に同意します。したがって、利用可能な最良の市場価格で複数の取引で1つの注文を実行することができます。
  • 指値注文は特定の価格で取引を実行するために使用されるべきです。

ポジションの決済

[板情報]では、銘柄ごとのポジションを表示したり、必要に応じてすばやく決済したりすることができます。ポジションの状態は[板情報]の上部に表示されます。

ポジションを決済するには、[板情報]の下端で[決済]をタップします。このオプションは、それ以上の確認なしにポジションを決済します。

[板情報]でのポジション決済

ヘッジモードでのポジション決済

ヘッジ勘定を使用した口座では、商品は複数のポジションを有することができます。したがって、[板情報]からポジションを決済するには、明示的な選択が必要です。[決済]ボタンはその後でのみ有効になります。

ヘッジが有効になっている場合にポジションを決済するには、最初にポジションを選択します。

取引要請

取引要請を出すとは、金融商品を指定された価格で売買する指値注文を作成することです。[板情報]では4種類の指値注文(指値買い、指値売り、逆指値買い、逆指値売り)を出すことができます。買いストップリミット注文と売りストップリミットの注文を出すには、取引操作を実行する従来の方法を使用する必要があります。

注文を出す

指値注文を出すには、必要な価格を持つ売買気配数量のセルをタップします。

[板情報]で指値注文を出す

適切なフィールドをタップすると、指値注文を出す要請が即時サーバに送信されます。注文は、成功したときに[板情報]に表示されます。 市場参加者が特定の価格で金融商品を売却する準備ができ次第、注文は実行されて ポジションに変わります

外部取引システムへの注文の転送

指値注文は証券会社の銘柄設定に応じて、外部の取引システムに転送される場合と転送されない場合があります。たとえば、指値注文は証券会社によって直接外部取引システムに転送されることがありますが、他の注文タイプ(逆指値注文とストップリミット注文)はMetaTrader 5で処理されます。

  • 買い/売り指値注文で指定された価格が達すると、適切な市場操作が実行されます。
  • 買い/売りストップリミット注文で指定された価格が達すると、適切なリミット要請が実行され、他の市場参加者に対しても表示されます。

インターフェイス: 現在のポジション

上部には、ある場合には現在ポジションのデータが含まれています。

  • ポジションの方向 — 買いまたは売り
  • 銘柄名
  • 損益

ポジションは[板情報]の下端にある[決済]ボタンを使って決済します。

ロット/金額ボタンを使用すると、[板情報]で気配値数量表示モードを切り替えることができます。<

インターフェイス: 要請の一覧

DOMの主要部分は、市場に最も近い取引要請の一覧表示によって占められています。上部(赤色)は売気配を表示し、下部(青色)は買気配を表示します。要請の一覧は3つの列に分かれています。

  • 数量 — 指定された価格での要請の総量
  • 価格 — 要請価格
  • 取引 — この列にはトレーダの現在の取引要請とストップレベル(逆指値指値)が表示されます。例:
  • BL 10 — 買い指値注文 - 10ロット
  • SL 5 — 売り指値注文 - 5ロット
  • BS 1 — 買い逆指値注文 - 1ロット
  • SS 3 — 売り逆指値注文 - 3ロット
  • sl 1 — 逆指値 - 1ロット
  • tp 2 — 指値 - 2ロット

インターフェイス: 取引コマンド

成行注文と指値注文(買い指値売り指値)を出すことができます。

指値注文

指値注文を出すためのボタンは、取引列の右側にあります。注文は、押されたボタンの価格に設定されます。

  • 買い指値/買い逆指値の設定- このボタンが売気配領域で押されると、指定された価格で買い指値注文が出されます。 ボタンが買気配領域で押された場合は、買い逆指値注文が出されます。
  • 売り指値/売り逆指値の設定- このボタンが売気配領域で押されると、指定された価格で売り指値注文が出されます。 ボタンが買気配領域で押された場合は、売り逆指値注文が出されます。

取引設定

[板情報]の下部には取引操作設定が表示されます。

  • sl — 指値注文では逆指値が設定されます。このパラメータは、現行価格からのポイントで指定されます。
  • vol — 作成された成行注文や指値注文のロット単位の数量
  • tp — 指値注文では指値が設定されます。このパラメータは、現行価格からのポイントで指定されます。

成行注文

成行注文コマンドは下に配置されています。

  • SELL — (売)最良の価格で "vol"フィールドで指定されたサイズで売り取引を実行します。
  • CLOSE — (決済)このボタンは選択された金融商品にポジションがある場合のみに有効です。最良の価格でポジション全体を決済することができます。
  • BUY(買) — 最良の価格で "vol"フィールドで指定されたサイズで買い取引を実行します。