iPhone/iPad版MetaTrader 5のヘルプチャート指標オシレータ―ストキャスティクス

ストキャスティクス

ストキャスティックスは、證券の特定の期間における終値と価格範囲を比較します。ストキャスティクスは2本の線を描写します。主線は %K と呼ばれています。%Dと呼ばれる2本目の線は%Kの移動平均です。%Kの線は一般的に実線、%Dの線は通常点線で描写されます。ストキャスティクスにはいくつかの利用法があります。一般的な3つの方法は下記の通りです。

  • オシレータ(%K か %D)が特定の値(例:20)より下がってから上がった時に買い、オシレータが特定の値(例:80)よりも上がってから下がった時に売ります。
  • %Kが%Dを上回ったら買います。%Kが%Dを下回ったら売ります。
  • ダイバージェンス。例えば、価格が次々に新しい高値をつけていて、ストキャスティクスが1つ前の高値よりも下がった場合。

ストキャスティクス

計算

ストキャスティクスには4つの変数があります。

  • %K期間。ストキャスティクスの計算に使われる期間の数。
  • %K スロー期間。%Kの平滑化期間。1は、高速ストキャスティックスと見なされます。 3は低速とみなされます。
  • %D期間。%Kの移動平均線を計算する期間の数。
  • %D メソッド。%Dの計算に利用される平滑化メソッド(期間指数、単純、平滑、加重)。

%Kの公式は下記の通りです。

%K = (CLOSE - MIN (LOW (%K))) / (MAX (HIGH (%K)) - MIN (LOW (%K))) * 100

ここで

CLOSE — 当日の終値、
MIN (LOW (%K)) — %K期間中の最安値、
MAX (HIGH (%K)) — %K期間中の最高値です。

%Dの移動平均線は下の公式により算出されます。

%D = SMA (%K, N)

ここで

N — 平滑化期間、
SMA — 単純移動平均線です。