MetaTrader 5プラットフォームアップデートビルド6140:AIアシスタントとWebターミナルの改善
今回のリリースの最大のハイライトは、AIアシスタントの機能強化です。Alibaba、Atomic Chat、Bitdeer AI、Cerebras、z.aiなど、幅広い新しいLLMプロバイダーへの対応を追加しました。
ターミナル
- AIアシスタントで、Alibaba、Atomic Chat、Bitdeer AI、Cerebras、z.aiなど、幅広い新しいLLMプロバイダーに対応しました。これにより、より多くのモデルから選択できるようになり、市場分析、コーディング、取引アプリケーションの開発など、目的に応じて最適なモデルを選択できるようになりました。
プロバイダーに接続するには、設定を開き、各プロバイダーに対応するAPIキーを入力してください。

- AIアシスタントのチャットを削除できるようになりました。チャットを削除するには、ナビゲータのコンテキストメニューから削除するか、チャットを選択してDeleteキーを押してください。

- MCPツールの動作を最適化しました。また、ストラテジーテスターを停止するためのツールを追加しました。
- 組み込みのMQL5.community AIプロバイダーのコンテキストウィンドウサイズを変更しました。コンテキストウィンドウは100万トークンから50万トークンに縮小されました。それでも、大規模なプロジェクトの処理、大量のコードの分析、エージェントとの長時間にわたる対話には十分な容量を確保しています。
- AIアシスタントを使用して、保留注文のストップロスおよびテイクプロフィットレベルを変更する際の問題を修正しました。これまでは、この操作を行うと、ユーザーが設定していた注文の有効期限が誤ってリセットされる場合がありました。
- ナビゲータでお気に入りに追加した口座に関する問題を修正しました。お気に入りの口座の接続ダイアログを開いた際、認証情報が正しく入力された状態で表示されるようになりました。
MQL5
- MathCompareByDigits関数を追加しました。この関数は、有効桁数に基づいて2つの数値が等しいかどうかを比較します。比較対象となる数値の大きさがあらかじめ分からない場合や、実部と虚部で大きさが大きく異なる可能性がある複素数の比較に役立ちます。
- ddofパラメータを使用する場合の、行列およびベクトルのStd、Var、Covメソッドにおけるconstの扱いを修正しました。
- 行列およびベクトルのReadCSVおよびWriteCSVメソッドにおいて、特殊な浮動小数点値(nan、snan、ind、inf、-inf)の読み書きに関する問題を修正しました。
MetaEditor
- ナビゲータで最後にアクティブだったタブの保存に関する問題を修正しました。アプリケーションを再起動すると、前回作業していたときと同じセクションが開かれるようになりました。
テスター
Webターミナル
- 板情報の設定保存に関する問題を修正しました。 ウィンドウを再度開いた際にも、設定が正しく保持されるようになりました。
- 板情報のコンテキストメニューを修正しました。設定を選択すると、メニューが自動的に閉じるようになりました。
- チャートの拡大縮小機能を改善しました。価格軸または時間軸の上にカーソルを合わせると、対応するズームインジケータが表示されるようになりました。
- チャートの操作性を改善しました。時間軸と価格軸の間にある隅の領域を誤ってクリックしても、チャートに影響しなくなりました。
- ダブルクリック処理を改善しました。ダブルクリックの間にカーソルがわずかに移動しても、ダブルクリックとして正しく認識されるようになりました。
- 銘柄切り替えの安定性を改善しました。短時間に銘柄を連続して切り替えた場合でも、リクエストが順番に処理され、古いリクエストによって現在選択している銘柄が上書きされることがなくなりました。
- チャートのスクロールに関する問題を修正しました。