MetaTrader 5プラットフォームアップデートビルド5120:改善と修正
これには、多数のプラットフォームの修正と改善が含まれています。
端末
- LinuxおよびmacOS上でのグラフィカルインターフェイス表示の不具合を修正しました。
- プラットフォームの更新メカニズムを改善しました。MQL5標準ライブラリは、更新時にすべて上書きされるのではなく、変更のあったファイルのみが差し替えられます。
- アプリケーション再起動時に、全画面表示モードが自動的にリセットされるようになりました。起動ごとに完全なインターフェイスが表示されます。
MQL5
- 以下の関数で、符号付き/符号なしの型キャストを伴う配列の受け渡しが可能になりました。
- ArraySwap
- WebRequest
- CryptEncode
- CryptDecode
- StringToCharArray
- CharArrayToString
- StringToShortArray
- ShortArrayToString
- StructToCharArray
- CharArrayToStruct
- TerminalInfoInteger関数を使用した、アクティブチャート上のMQLプログラムによるキー状態の取得処理を修正しました。
- 列挙型配列に対するArrayInitialize関数の挙動を修正しました。
MetaEditor
- AIアシスタントで使用可能なモデルを更新しました。GPT-4.1および04-miniのすべてのモデルがサポートされます。
- MQL5 Storageにおいて、ファイルステータスの厳密な検証機能を追加しました。ファイルのハッシュがチェックされるようになり、リポジトリのバージョンと比較して実際にローカルで変更されていないファイルが、誤って赤いアイコンで表示されることがなくなりました。
- ユーザーインターフェイスの翻訳を更新しました。