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テクニカル指標

テクニカル指標はテクニカル分析の最も重要なツールです。いつ、どのように取引することについての決定は、技術的な指標シグナルに基づいて行うことができます。テクニカル指標の本質は、将来の価格変動を予測することを目的と金融銘柄価格の数学的変換です。これは肉眼では見えない価格ダイナミクスに様々な特徴やパターンを識別するための機会を提供します。

指標の種類

指標は、機能的特性に応じてトレンド指標オシレータの2つに分けることができます。トレンド指標は、価格方向とトレンド反転の瞬間を同期的または遅延的に識別し、見つけるのを手伝います。オシレータは、事前または同期的に、市場の反転ポイントを定義することを可能にします。

独立したカテゴリには、数量に基づいた計算指標が含まれます。外国為替市場では、「数量」は一定期間でのティック(価格の変動)の数を意味します。株式証券の場合、それは(契約や金銭面で)実行された取引の量を意味します。

もう1つのカテゴリはビルウィリアムズ指標です。ビルウィリアムズ指標は、ビルウィリアムズの本に記載された取引システムの一部であるため、独自のグループに含まれています。

上記のカテゴリは取引プラットフォームに内蔵された指標を含みます。プラットフォームでは38の指標が利用できます。取引プラットフォームでは多数の追加的なカスタム指標も使用することができます。コードベースからは様々な無償アプリケーションのソースコードのダウンロードが可能です。マーケットでは即時テクニカル分析に使用できる数千のアプリケーションが用意されています。

便宜上、すべての指標はナビゲーターウィンドウ内のグループに分けられています。

指標のグループ

チャート上での指標の実行

指標の適応に一番便利な方法はナビゲーターウィンドウからドラッグすることです。指標コマンドは挿入メニュー指標標準ツールバー)も使用できます。

チャート上への指標の適応

テクニカル指標は、独自の垂直スケールを持つ独立した指標ウィンドウに描画することも(例えばMACD)直接価格チャートに適応することも(例えば移動平均線)できます。

適応された指標の設定の変更

実行中の指標の設定は変更可能です。インディケータ表示リストウィンドウで必要な指標を選択し「プロパティ」をクリックするかチャートの指標コンテクストメニューの「

指標の管理にはコンテクストメニューを使用します。

  • 指標プロパティ プロパティ指標プロパティを開きます。
  • 指標の削除 削除 — 選択された指標をチャートから削除します。
  • サブウィンドウを削除 サブウィンドウを削除 — 指標サブウィンドウを削除します。このコマンドは、別のサブウィンドウで実行されている指標のコンテクストメニューでのみ使用できます。
  • インディケータ表示リスト インディケータリストインディケータリストウィンドウを開きます。

指標の線、銘柄やヒストグラムの境界にマウスカーソルを移動すると、この時点で正確に指標の値を定義することができます。

指標の外観のカスタマイズ

取引プラットフォームでは指標の外観のカスタマイズが利用できます。指標の適応時にパラメータを設定することも後に変更することも可能です。指標の外観は「プロパティ」タブで調整されます。

指標の外観のカスタマイズ

指標の線の色、幅、スタイルは「スタイル」フィールドに設定されています。

様々な要素の表示は一目均衡表アリゲーターカスタム指標のそれぞれに設定できます。線の色、幅及び種類は「カラー」タブで設定できます。

指標の描画データの選択

指標は、価格データ及びそのデリバティブ(中央値価格、一般的な価格、加重終値)、ならびに他の指標に基づいてプロットすることができます。例として移動平均線はオーサムオシレータ***に適応して追加的なAOシグナルラインを持つことができます。AO指標が初めに描画され、MAが適応されます。MA設定では「Apply to」フィールドの「Previous Indicator's Data」が選択されます。「First Indicator's Data」が選択されると、MAは一番初めに追加された指標に適応され、他の任意の指標であることができます。

パラメータ

9種類の指標作成の利用が可能です。

  • Close — 終値に基づきます。
  • Open — 始値に基づきます。
  • High — 高値に基づきます。
  • Low — 安値に基づきます。
  • Median Price (HL/2) — 中間価格(高 + 低)÷2に基づきます。
  • Typical Price (HLC/3) — 典型的価格(高 + 低 + 終)÷3に基づきます。
  • Weighted Close (HLCC/4) — 加重平均価格(高 + 低 +2*終) ÷4に基づきます。
  • First indicator's data — 初めに適応された指標の値に基づきます。メインチャートウィンドウの一番目の指標は価格であるため、一番目の指標のデータを使用するオプションは、別ウィンドウの指標でのみ使用可能です。
  • Previous indicator's data — 一つ前の指標の値に基づきます。

追加的な指標レベルの設定

いくつかの指標では、追加的なレベルの設定が可能です。「レベル」タブを開いて「追加」をクリックして表にレベルの値を入力します。レベルの説明を入力することもできます。

レベル

線の色、幅及びレベルのスタイルは下記で設定できます。レベルを編集するには「編集」をクリックするか適切なフィールドをダブルクリックします。

価格に適応された指標では、レベルは指標の値としてされたレベルの和によって描画されます。別のサブウィンドウに描画された指標では、レベルは垂直方向軸の指定された値での水平線として描画されます。

指標表示設定

様々な時間軸(時間足)での指標の表示は「表示選択」タブで設定されます。指標は選択された時間軸のみで表示されます。これは指標が特定の時間足で使用するために設計されている場合に役に立ちます。

指標表示設定

「データウィンドウに表示」オプションはデータウィンドウで表示された指標情報の管理に使われます。

いくつかの指標では追加的にスケールが設定されます。そのような指標のプロパティウィンドウには「スケール」タブが存在します。

  • スケールの継承 — ウィンドウの一番目の指標からのスケールの継承を有/無効にします。このオプションが有効にされると、指標は一つ前に適応された指標と同じスケールを持ちます。
  • ラインによるスケール — サブウィンドウでドラッグ・アンド・ドロップラインを使っての指標の固定を有/無効にします。このオプションが選択されると「スケールパーセント」と「スケール値」フィールドがアクティブになり、固定される指標の値が指定されます。値が設定されると、指標ウィンドウに線が追加され、垂直方向の軸に指標値を固定することができます。
  • 最小値の固定 — 指標サブウィンドウで垂直方向の軸の最小値の固定を有/無効にします。このオプションは、有効にされた場合、対応する値を入力するためのフィールドをアクティブにします。
  • 最大値の固定 — 指標サブウィンドウで垂直方向の軸の最大値の固定を有/無効にします。このオプションは、有効にされた場合、対応する値を入力するためのフィールドをアクティブにします。