iPhone/iPad版MetaTrader 5のヘルプチャートオブジェクト

オブジェクト

プラットフォーム内のオブジェクトとは、手動でチャートに追加されたオブジェクトです。これらのオブジェクトは分析目的で使用されます。関数群には下記が含まれます。

  • ライン — 価格チャートと指標に追加される様々なライン(トレンドライン、横線、 サイクルラインなど)
  • チャンネル — 価格チャートと指標に追加される様々なチャンネル(等距離、回帰チャンネルなど)
  • ギャンツール — WDギャンが開発した技術的な分析ツールのセット
  • フィボナッチツール — L フィボナッチによる数値配列に基づいて作成された技術的な分析ツールのセット
  • エリオットツール — RNエリオットの波動理論に基づいたテクニカル分析ツールのセット
  • 図形 — 価格チャートのさまざまな領域をマークする幾何学的形状(正方形、三角形、楕円)

オブジェクト追加

オブジェクトを追加するには、オブジェクトチャート上部でタップします。次に、[オブジェクト追加]をタップするか、最近使用したオブジェクトのいずれかを選択します。

オブジェクトの追加 オブジェクトの選択

オブジェクトを選択すると、選択したオブジェクトのアイコンが表示されたチャートが開きます。

すべてのチャートのオブジェクト数の合計が128を超えることはできません。さらにオブジェクトを追加しようとすると、最も古いオブジェクトは自動的に削除されます。

オブジェクトの描画

移動ポイントとその数はオブジェクトの種類によって異なります。通常、オブジェクトはその中心点を使用して移動できます。オブジェクトのほとんどは、1つ以上の初期点を指定してから、指を押したまま方向と大きさを設定して作成します。

オブジェクトのポイントを移動すると、ズームしたチャートを含む特別なサブウィンドウがチャートの左上隅に表示され、オブジェクトを正確に配置できます。オブジェクトの描画とポイントを使用した変更の詳細についてはオブジェクトの説明をご参照ください。

ポイントをバー価格のいずれか(始値、終値、高値、安値)に近づけると、オブジェクトのポイントが自動的にこの価格レベルにスナップされます。このオプションは、チャート上のオブジェクトの便利な位置決めを可能にします。

作成したオブジェクトは、コピーすることができます。これにより、チャートのマークアップが高速になります。長押しでオブジェクトメニューを開き、[コピー]を選択します。

移動ポイント(中心点)使用してオブジェクトをドラッグするとスナップは機能しません。

オブジェクトの描画

オブジェクトプロパティ

オブジェクトの変更

作成されたオブジェクトは移動/変更できます。このためには、初めにオブジェクトをタップして選択します。マーカー(オブジェクトのポイント)が表示されている場合、オブジェクトは選択されたとみなすことができます。マーカーは、オブジェクトを移動し、その描画パラメータを変更するために使用されます。

例えば、フィボナッチファンの位置を変更するには、その中心マーカーをつかんで望まれた位置に移動します。端のマーカーのいずれかを移動すると、オブジェクトの描画パラメータが変更されます。

オブジェクトを削除したり、プロパティを呼び出すには、チャート上を長押し(約1秒)します。

オブジェクトプロパティ #

すべてのオブジェクトには固有のプロパティがあります。プロパティは、オブジェクトによって異なる場合があります。オブジェクトのプロパティを管理するには、チャート上でオブジェクトを長押しして、コンテクストメニューから[プロパティ]を選択します。また、オブジェクトチャートの上部でタップして追加されたオブジェクトの1つを選択することもできます。

ここでは下記が利用可能です。

  • 名前 — 自動的に設定される1つのチャート内のオブジェクトの一意の名前。このフィールドに別の名前を入力すると変更されます。このような名前は、数多くの同種のオブジェクトからオブジェクトを見つけることを容易にします。
  • 右/左に延長 — トレンドラインの指定された方向への延長
  • 座標 — 時間軸と価格軸に沿った1つまたは複数のスナップ点
  • 視覚化 — オブジェクトが表示される商品と時間枠。オブジェクトがチャート期間に応じて異なる設定を持つ必要がある場合は、オブジェクトの複数のコピーを作成し、必要な時間枠でそれぞれの表示を有効にします。
  • スタイル — オブジェクト線のスタイルで、ラインの色、スタイル、幅を設定できます。
  • 背景として描画 — オブジェクトをチャートの背後の背景レイヤーに描画します。形状とチャンネル(フィボナッチチャンネルを除く)の場合、このオプションを有効にすると、オブジェクトの塗りつぶしが設定されます。
  • レベル フィボナッチツールとアンドリューズピッチフォークのレベルに特化した表示設定を提供します。

オブジェクトのいくつかには [ギャン角度]、 [ピップス/バー]などの特定のプロパティがあります。これらのプロパティの説明は該当するオブジェクトセクションにあります。

オブジェクトの削除

チャートに適用されたすべてのオブジェクトは、遅かれ早かれ不要になり、オブジェクト管理メニューを使用して削除することができます。 オブジェクトチャートの上部でタップします。

オブジェクトの選択は下記のように解除できます。

  • [アンインストール] をタップします。ここではチャートから全てのオブジェクトを削除できます。
  • オブジェクト線の右から左にスワイプします。オブジェクトを削除するには、表示される[削除]ボタンを使用します。

全てのオブジェクトの削除 単一オブジェクトの削除