iPhone/iPad版MetaTrader 5のヘルプチャート指標トレンド指標一目均衡表

一目均衡表

一目均衡表は、市場のトレンドと支持/抵抗の特徴を組み込んでおり、買いと売りのシグナルを生成します。この指標は日足、週足チャートで最もよく機能します。

パラメーターには、それぞれ異なる4つの期間が使われます。指標を構成するそれぞれの線の値は、それぞれの期間に基づいています。

  • 転換線は、期間の最大と最小の合計を2で割った、最初の期間の平均価格
  • 基準線は、2番目の期間の平均価格
  • 先行スパンAは、転換線と基準線の平均を、2番目の期間分だけ前にシフトしたもの
  • 先行スパンBは、3番目の期間の平均値を、2番目の期間分だけ前にシフトしたもの

遅行スパンは、2番目の期間分だけ後方にシフトされた終値を表します。2つの先行スパンの間の領域は、別の色によって色付けされた「雲」と呼ばれるものです。価格が2つの線の間にある時は、相場はトレンドがない状態として扱われ、雲は支持レベルと抵抗レベルを形づくります。

  • 価格が雲の上にある時は、上の線は1番目の支持線となり、下の線は2番目の支持線となります。
  • 価格が雲の下にある時は、下の線は1番目の抵抗線となり、上の線は2番目の抵抗線となります。
  • 遅行スパンが価格を下から上に横切ったら、買いシグナルです。遅行スパンが価格を上から下に横切ったら、売りシグナルです。

基準線は相場の動きの目印として利用されます。価格がこの基準線よりも高ければ、価格は恐らく増加し続けます。価格が基準線を横切ったら、トレンドの転換が予想されます。基準線の他のシグナルとしての使い方もあります。買いシグナルは、転換線が基準線を下から上に横切ったときに生成されます。上から下に横切った時は売りシグナルです。転換線は相場のトレンドの目印として利用されます。転換線が増加、減少している場合、トレンドが存在しています。もし水平に推移している場合、相場がレンジに入ったことを意味します。

一目均衡表