Android 版MetaTrader 5のヘルプチャートオブジェクトギャンツールギャンライン

ギャンライン

ギャンラインは、45度の角度で描画された線です。このラインはまた、1単位の時間で価格が1変化することを意味して「ワントゥワン」(1×1)と呼ばれています。

ギャンの概念によると、45度の傾斜を有するラインは、長期的なトレンドライン(上昇または下降)を表します。価格が上昇ラインを超えている場合、市場は強気方向を保持しています。価格が下降線の下に保持された場合、市場は弱気として特徴付けられます。ギャンラインの交点は、通常、基本トレンドのブレイクのシグナルです。価格が上昇中にこのラインに下ると、時間と価格が完全にバランスされます。ギャンラインの更なる交差はこのバランスの破壊とトレンド反転の可能姓を証明します。

ギャンライン

描画

ギャンラインを描画するには、オブジェクトを選択し、チャートでの始点を定義します。その後、ドラッグして必要な方向に線を描きます。始点からの時間軸と価格軸に沿った距離を示す追加的なパラメータが、カーソルの近くに表示されます。線の描画中に、線の始点と終点の正確な位置決めのために追加的な縦線が表示されます。

管理

ラインには、ドラッグ出来る点が3つがあります。始点と終点の移動によって線の傾斜が変更できます。オブジェクトパラメータの「右に延長」「左に延長」が無効な場合、長さも変更できます。中央に位置する点は、長さと傾斜を変更せずに線を移動するのに使用されます。

パラメータ

パラメータ

このオブジェクトのパラメータは下記の通りです。

  • ポイント — 始点の座標(価格軸の日付/値)
  • ポイント — 時間軸に沿った終点の座標
  • ギャン角度 — 始点を通して1:1 (1時間単位で1価格変更)で引かれた横線からのトレンドラインの傾斜
  • ピップス/バー — チャートでのギャンライン描写のスケール(バーあたりのピップ数の比率)
  • 右に延長 — トレンドラインの右側への無限延長
  • 左に延長 — トレンドラインの左側への無限延長

オブジェクトに共通なパラメータは別のセクションで説明されています。